ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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「わかんねーよー!!」

 数学で、生徒たちが主体的・協働的に学習している場面で、一所懸命に教えたり、教えられたりしているときに、 標題のような声があがることがあります。

生徒A「え~~。こうなるじゃん、なんで、わかんねーんだよ」
生徒B「わかんねーのは、わかんねーよー」
生徒A「なんで、わかんねーんだよー」
(だんだん、声が大きくなり、教室全体に聞こえるようになる)
先生「まあまあ、まあまあ、まあまあ」
生徒A「だって、コイツ、わかんねーんですよ。どーしよーもない」
生徒B「うっせーよ。おめーの教え方が悪いんだよ」
先生「まあまあ、とにかく平和的にいこうよ。それにA君はB君のことを一所懸命に教えてるのは、よくわかるよ。でも、この問題に関しては、たまたまうまくいかないのかもしれないよ。B君が理解することの方が重要だから、C君とかD君に教えてもらってもいいんじゃないかな。呼んで来ようか?」
生徒C「ん? なんだ? そっちに行こうか?」
生徒A「先生、いいです。オレがやります。オレが教えます」
先生「ん? そうかい? あんまり無理しなくてもいいんだよ?」
生徒A「大丈夫です。オレがやります。おい、話を聞け」
生徒B「うっせー」

 ということになりました。 ふたりとも、頑張ってください。