ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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「受験勉強は、団体種目だ!」

 3年生の学級担任をしていたのは、数年前ですが、そのころの学級向けの文書を見ていたら標題のような文章がありましたので、書いておきます。趣旨は『学び合い』を実践しておられる方なら、皆さんが同じように考えたり、生徒に向かって語ったりしていると思います。

 

---引用ここから---

 受験勉強は体育祭の団体種目です。となりにいる人は一緒に受験に挑戦する仲間です。全員が一人残らず合格するために、みんなで力を合わせましょう。誰か少数の人(たとえば成績が優秀な人)に負担がかかるようでは、その人がつぶれてしまいます。もしも「教えてもらうばかりで、申し訳ないなあ」と思うなら、自分でも努力しましょう。そして「どうすれば、オレは勉強ができるだろうか」と、たくさんの人に聞いてみましょう。いろいろな意見を聞いて、いろいろ試していくなかで、きっとうまい方法が見つかると思います。

 ひとつひとつの活動にしっかり取り組んでいれば、確実に評価はあがります。「どうせ■▲●だから、テキトウにやればいい」と考えてはいけません。世間は、適切な時期に適切な努力をしなかった者に対しては、とても厳しいのです。今やるべきことをしっかりやりとげましょう。 

 でも・・・、勉強していれば疲れるし、眠くなるし、やめたくなります。そういうときは、「オマエも辛いか? オレも辛いよ!」と言いましょう。みんな辛いのです。辛いのは事実です。しょうがないのです。励まし合って乗り越えるしかありません。

---引用ここまで---