ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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大掃除

明日は、終業式です。今日は、大掃除でした。私が担当している掃除場所のなかには、「廊下掃除」もあります。廊下の窓は、転落の危険があるので、掃除シマセン(専門の業者が掃除します)。通常は、廊下の掃除も10分程度で行うのですが、今日は、30分かけて廊下掃除をしなければなりません。

生徒たちに、「30分掃除しなければならないんだけど、どうしようか?」と相談してみました。さっさと掃除を終わらせて遊んでいるのでは、おそらく先生方に見つかって叱られることになります。「叱られるから、やむを得ず、掃除をする」というのは不純な動機であることは承知のうえで、「たぶん、さっさと終わらせてフラフラしてると叱られるよねえ」と聞いてみると、「うん。たしかに叱られるよな」と賛同する声。

では、どうしようかということになり、ホウキの使い方を工夫しようとか、ゾウキンでこういうところまでキレイにしようとか、汚れがよく落ちるスポンジを上手に使おうとか、色々なアイデアが出てきました。「皆さんは、すごいなあ。じゃあ、その方法でやってみようか」ということで、任せてみました。生徒たちは「時間が長くて、死にそうだよお」と言いながら、最後までカンバっています。

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