ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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30年後、40年後の幸せ

学生の場合には、毎日、毎日、「私は、皆さんが30年後、40年後に幸せになることを願っているし、そのために、毎日、こうして話をしています」と言います(念のために言いますけど、左のカッコの中身の文章を、朝の会、帰りの会で、呪文のようにくり返します)。

 

すると、子どもたちは、「先生は、あれこれ言っているけれど、それってオレたちの30年後、40年後のことを考えて言っているんだな」と、勝手につなげて考えてくれます。

 

どのように「つなげる」のかは、子どもによって違います。そこは、子どもに任せていますが、ちゃんとつなげてくれます。

 

なかには、つながらない子もたまにいます。そのことが、なにかのときに発覚したりします。そういう場合は、本人とそのトモダチを数人呼んで、「実は、こういうことで、◯◯さんは、つながっていないみたいなんだけど」とまわりに言うと、あーだこーだとまわりの子どもたちがつなげてくれます。

 

対象になった、「つながっていない子ども」は、たいていの場合、ポロポロ、涙が出てきます。曰く「オレは、ひとりじゃなかったんだ」。