とてつもなく、つらいこと(2)
一所懸命に仕事をしていても、ときどき、修羅場がやってきます。何度やってもうまくいかないとか、精一杯に頑張っているのに、猛烈な批判を受けたりとか、いろいろありました。回数は、数えきれません。
『学び合い』でアクティブラーニングに取り組むときも、辛いことがあります。子どもがうまく動いてくれないとか、誹謗中傷を受けたりとか、自分が願っていることと全然違うことを子どもが感じているとか、いくつかありました。
でも、回数だけを比べるなら、『学び合い』の方が圧倒的に少ないです。それに、「こういう場合には、こうすればよい」というマニュアルが、しっかり整備されています。うまくいかな場合でも、マニュアルを読み返してみると、「なるほど、ここが不十分だったのか」ということがわかります。
いつまでたっても、ずっと辛い思いをするのと、「何回か辛い思いをすると、あとはどんどん楽になる」のを比べれば、後者の方がずっといいと思います。時間にも余裕ができ、心にも余裕ができ、余裕をもって子どもたちをゆったり温かく支援することができると思います。