ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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校外学習と、『学び合い』、アクティブ・ラーニング

11月5日(金)は、1学年全体での「校外学習」です。学校の最寄り駅に、各班ごとに集合し(したがって、学年や学級全体で集まることはしない)、出発のチェックをうけてから、班ごとに列車に乗り、東京の上野恩賜公園を終日、班ごとに行動してさまざまな見学場所に移動し、帰りも班ごとにそれぞれ自分たちの班で計画した列車で戻ってきて、最後は最寄り駅で班ごとにチェックをうけて解散です。

 

自分達で計画をたてる段階でも、本日、計画にそって行動する場面でも、主体的・協働的な学習が随所にみられると思いますが、本日の題材は、昨日の学級会活動でのこと。

 

私、「いよいよ、明日は校外学習です。皆さんは、それぞれ楽しみにしていると思いますが、人によって楽しみの度合いが異なると思います。こーんなに楽しい人(手を真上にあげる)や、このくらい楽しい人や、まあまあ楽しい人(手は中くらいあげる)や、少しは楽しい人など、それぞれ違っていると思います。そこで、各自の現在の楽しみの度合いは、正直なところどのくらいなのか、手をあげてみてもらえますか?」

生徒、(それぞれ、自分の思うままに手をあげる)

私、「ははーん。やっぱり、いろいろですねえ。まわりの人がどのくらい楽しみにしているか、確認しておいてくださいね。さて、ここからが課題です。明日の校外学習が、皆さんにとって本当に楽しいものになるように、次の課題に取り組んで下さい」

 

【課題】

  1. まず、明日、一緒に行動する班ごとに机をあわせる。
  2. 各班員がどのくらい楽しみにしているか、現在の正直な気持ちを、お互いに確認する。
  3. すごく楽しみにしている人は、そうでない人に、明日の校外学習の魅力を説明し、納得してもらうようにする。
  4. あまり楽しみでない人は、なぜ楽しみにできないのかを説明し、理解を求める。
  5. なんだかんだ言っても、班ごとに行動しなければならないのだから、みんなで楽しめる方法を各班で考える。
  6. ついでに、明日の集合場所や、万が一、体調不良で欠席する場合の班内での連絡方法も確認しておくこと。
  7. 全員が「これなら明日は、十分に楽しめる」という状態になったら、黒板の自分の班の数字に、丸をつける。
  8. 全部の班に丸がついたら終了。ただし、制限時間は20分間。

※黒板には、あらかじめ、「校外学習を楽しもう! 123456」と板書しておきます。

 

 校外学習のしおりを用いて、行動計画を復習したり、各施設のパンフレットを引っ張りだして、「これが楽しいんだよ」と説明したり、さまざまな活動を行っていましたが、黒板にだんだん丸が増えていき、20分弱ですべての班に丸がつきました。

 

 さて、今日は、本番です。皆さん、楽しんできて下さい。