ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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正の数・負の数 第2回「正負の数、自然数」

教科書のページ:p10-13

生徒に伝える評価の尺度:
1)「正の数、負の数、正の符号、負の符号、自然数」という5つの言葉について、それぞれの言葉の意味を理解し、他の人に説明できるようになる。実際に説明して、納得してもらえたらサインをもらう。最低2人の人からサインをもらうこと。
2)問1~問4を解き、答え合わせをすること。

予想される生徒の反応:
言葉を説明する過程で、ひとりひとりが、自分自身の言葉の理解の程度を確認し、互いに修正していく。

板書の補足:
もしも、上手に説明できない人がいたら、「こういう風に説明するといいよ」ということを提案してみてください。

教科書:未来へひろがる数学(啓林館)
学年:中学校1年生

(以下、毎回記載します・・・)

 文部科学省が積極的に推進しようとしてる「アクティブ・ラーニング」では、生徒が自分自身で意欲をもって学習に自主的に取り組み、お互いの意見交換を通じて、生徒が自分自身で学習内容を習得したり、解決方法を見出したりすることを重視しています。また、単に知識・理解だけでなく、「ものごとを最後までやりとげようとする。また、実際に最後までやりとげる」、「自分だけではなく、クラスの友人のことも考えながら、ともに学習をすすめようとする」、「他者を助けることを尊び、実際に協力しながら他者を助けていく」などを重視しています。

 さらに、生徒が自分自身で自分の到達度を確認・評価し、自分自身の向上のために役立てていくことが求められます。このため、生徒に示す評価の尺度は、生徒自身が理解できるような言葉でなければなりません。

 冒頭の学習内容において、もしもアクティブラーニングを実施するとしたら、どのような評価の尺度を与えるのがよいか、また、その際に予想される生徒の反応はどのようなものかについて、記載しています。「実際の授業」とは、授業の進め方などは異なる場合があります。また、「常にこのような形で授業をしている」わけではありませんので、御了承下さい。