ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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ハンダごての使い方

技術家庭科で、ハンダごてを使って、電子回路の組み立てが始まります。そこで、簡単な紹介動画をつくりました。(わずか30秒です)。


ハンダごての使い方

 

この動画は、合成音声でナレーションを流しています。合成音声は、さまざまな方法で作ることができますが、私は、マッキントッシュに標準(無料)でついてくる、「おとや」という男性の声を利用しています。ただし、気分によって、別の声も利用する場合があります。

【音声のつくりかた】
まず、セリフを考えて、文章化します。
次に、下のような「コマンド」を、あらかじめつくっておきます。

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これらの「コマンド」を、「ターミナル」というところで、「実行」します。すると、下のような「音声ファイル」がたくさんできます。ひとつひとつのファイルを再生すると、「部品をつけたら、動かしません」とか、「このように、はんだがくっつきます」とか、「ハンダごてをコンセントにさします」などの音声が出てきます。

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最後に、もともとの動画に、これらの音声ファイルを、ペタペタと貼り付けます。貼り付けるためには、iMovie を利用しています。あとは、保存してできあがりです。

【ところで】
この文章を書いていて、「コマンド」とか「ターミナル」とか「実行する」とか「音声ファイル」という言葉が出てきました。コンピュータがあまり得意でない人にとっては、これらの言葉は、わからない言葉なんだろうなあと思いながら書いていました。

こういう場面では、『学び合い』が有効だろうと思います。「ねえねえ、コマンドってなに?」と気軽に聞ける環境があり、あーでもない、こーでもないと言いながら習得できるといいのになあと感じています。
⇒ Slack などを使うと、いい形でコミュニケーションができるのでしょうね。