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日本のラーメンはおいしいなあ 08/30 金

 2019年8月末に、5日間にわたってタイ国のバンコクに行ってきました。現地では、いわゆる日本食はまったく食べずに、現地の「普通の食事」を食べていました。「タイ食」ばかりでなく、現地の皆さんが普通に食べているものを普通に食べるようにしました。

 友人たちの話によると、「2日経つと、日本食がすごく欲しくなるよ」と言われていましたが、そのようなことはなくて、ずっと美味しく現地の食事を食べることができました。

 タイの皆さんは、麺類もよく食べます。どちらかというとタイの麺類は細麺で、ビーフンに近い食感です。スープは、すっきりとした塩味で、とても美味しかったです(今度、別の記事にします)。いま、この文章を書いていても「美味しかったなあ」と思い出して、また食べたくなったほどです。

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 ところで、下の写真は日本のファミリーレストランの「タンタン麺」です。いろいろ事情がありまして、帰国後に初めてラーメンを食べたのは、普通のファミリーレストランでした。ところが、食べた瞬間に、「うわあ、日本のラーメンって、美味しいなあ」と、つくづく思いました。そして、どうして美味しいのか、不思議になりました。

 いろいろ考えてみたのですが、「もしかすると、日本のラーメンは、日本食を普段から食べている人が食べると美味しく感じるようなラーメンなのかも知れない」と思いつきました。

 私は、タイで現地の食事をずっと食べていたのですが、そういう食事をしていると、タイの麺類は、とても素直に食べることができます。他のタイの食事と調和しているというか、味つけの仕方が似ているような気がします。「普段、タイの食事を食べている人が食べて、美味しく感じるような料理」とでも言いましょうか。

 そういえば、最近では「タイの日本食」もタイ風にアレンジされることが多いと聞きました。タイでは、日本食がとてもブームになっているそうです(最近は少し下火かも知れません)。その日本食は、最初は、もちろん日本風の味付けだったそうです。日本人がタイに行っても、そういう日本食のレストランがあるので、まったく困らなかったと聞きました。ところが、そのような日本食のレストランにもタイの皆さんがたくさん来るようになって、次第にタイ風の味付けに変わっていったのだそうです。「普段、タイの食事を食べている人が食べて、美味しく感じるような料理」に変化していったとのことです。

 私は帰国後に普通に日本の食事をしていていました。そのことにまったく違和感を持ちませんでした。しかし、何気なく食べたファミリーレストランのラーメンで、「日本の食事って、やっぱりすごく美味しいんだなあ」と再確認しました。そのことに、自分自身でもびっくりしています。

 文化が異なる海外に旅行するっていうのは、やはり、とても面白いことだなあと思った次第です。

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↑ うまかったです。ごちそうさま。