とてつもなく、つらいこと(1)
どんな仕事でも同じだろうと思いますが、仕事って、つらいものだと思います。楽な仕事は、ないだろうと思います。教育という仕事の場合には、子どもは自ら考え行動するので、自分(=先生)の予想通りにはならないことがありますし、「ダメだったからやり直し」ということもできません。また、保護者にとっては、まさにかけがえのない子どもですから、責任も重大です。仕事(=授業や学級経営等)が、ある程度うまくいっていれば良いのですが、失敗は、とてつもなく辛い。私も、
「どのくらい経験を積めば、それなりのレベルに達するのだろうか」
「このまま頑張っていて、自分は壊れないだろうか」
と、何度も考えました。知り合いの先生で、健康を害してしまった人もいます。心にキズをおってしまって、しばらく仕事から離れてしまった人もいます。逆に、「適当に仕事をすればいい」と考えているとしか思えないような人もいます。手を抜いているのではなく、自分自身を守るために、やむを得ずそうしているのかも知れません。
※この項、つづく⇒とてつもなく、つらいこと(2)