ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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小学校以上の教育の基盤を作る幼児教育とは(3)

無藤 隆先生(白梅学園大学)の資料です。
https://www.facebook.com/takashi.muto.39
タイムラインで埋もれてしまうのが、あまりにもったいないので、勝手に引用します。

題名:
小学校以上の教育の基盤を作る幼児教育とは(3)

5)幼児期の終わりまでに可能としたい主な活動とは

身体のどの部位も柔軟に動かす活動。運動遊び。
共通の目的を持って協力する活動。協同的学び。
思いやりを抱いて、助け合う活動。道徳性の芽生え。
決まりを守り、気持ちを調整する。規範意識の芽生え。
物事に好奇心・探求心を持ち、気づきを言葉にすること。思考力の芽生え。
言葉を使って話し合う活動。言葉による伝え合い。
感じたこと・思ったことを表現し、それを見直すこと。表現力の芽生え。

6)5領域に根を張って教科へと育っていく
国語  : 体験を元に言葉でやりとりする。絵本を見る・読む。言葉遊びをする。考えや感じを言葉にする。
算数  : 遊びや生活の中で数える。積み木などを通して立体的図形感覚を養う。
生活科  : 目当てを持って活動に取り組み、気づいたことを言葉にする。
体育  : 運動遊びを通して、身体諸部位を柔軟にバランスよく動かせる。
音楽  : 好きな歌を歌う。楽器を体験する。音に敏感になる。
図工  : 絵を描いたり、造形活動を行う。遊びのためにものを作り、組み立てる。作ろうと思うものを構想し、工夫する。
道徳  : 決まりを分かり、それに合わせて、自分のやりたいことを回り道して実現する。他の人の困った様子が分かり、思いやりを抱き、助け合う。
特別活動: いろいろな人に関わり、一緒に活動する。