「アクティブ・ラーニング」という言葉は、方向性を示しているのではないかな。
「アクティブ・ラーニング」とは何か、と言っていると、いつまで経っても迷走しそうな気がします。
「主体的」「対話的」「深い学び」という言葉(むかしから言われていますが)の方が、しっくりすると思います。
でも、アクティブ・ラーニングという言葉は、ものすごくたくさん言われています。このことによって、ショックを受けた人はたくさんいるだろうな(ショック療法か)。
いずれにしても、生徒自身がアクティブでないと意味がないので、授業の方法そのものを揺さぶることは可能かと。
教育委員会も学校現場も、とにかく「何かをやらなくてはならない」という雰囲気になっているのは、事実だろうと思う。でも、本当は、いろいろな方法があると思う。
私としては、基礎・基本をきちんと伝えるという意味でも、課題を明確にしたり、板書をしっかり行ったり、個別にひとりひとり指導したりをがんばるつまり。「授業規律」だって、もちろん大切。
ところで、「アクティブだと教育効果があがる」ということについて、きちんとエビデンスをともなった研究っていうのは、存在するのだろうか。少し疑問。