実行ファイルをコンパクトにまとめる 01/11 土
Visual Studio で C# と NET 4.7 あたりをつかってしばらくプログラミングしていましたが、SQLite や PDFium などを追加していくと、どんどん DLL ファイルが増えていって、実行ファイルが埋もれていきます。
また、実際に配布する際に、いろいろなファイルが含まれていると、解凍したときにトラブルの原因になりえます。
そこで、「いろいろなファイルをひとつにまとめることはできないだろうかと」と検索してみたところ、Visual Studio で C# と Net Core を使うと、標準で「ひとつにまとめる機能」が使えることがわかりました。
たとえば、プロジェクトとして、WinPro4 という名前のプロジェクトがあったとします。単一ファイルを格納する場所として、single というフォルダを作っておきます。
さて、プログラムでは、通常のビルドでは、こんな感じでファイルが作られます。
そこで、Visual Studio を用いて、次のような手順で単一ファイルを発行すると、目標の単一ファイルを作ることができます。
いろいろな DLL ファイルを取り込んでいるので、36MB という大きさになっていますが、自分としては「まあ、こんなものかな」という感覚です。
ただし、Visual Studio の Net Core では、フォームのデザイナーが使えません。したがって、さまざまなコントロールを、すべてプログラムで組み込んで行かなければなりません(昔は、すべてのプログラムが、そのような感じでしたけれど)。
Visual Studio のフォーム・デザイナーは、とても使いやすいので、私の場合には、ア、まず Net 4.7 あたりで、フォームデザインする。イ、そのコードを真似して、Net Core でプログラムを作っていく。という二段階でプログラムしています。