ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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変化と対応 第5回「座標」

教科書のページ:p106~p107

生徒に伝える評価の尺度:
1)クラスの人とたくさん話をすることを通じて、「x軸、y軸、座標軸、原点、座標、x座標、y座標」という7つの用語を説明できるようになり、実際に3人の人に説明してサインをもらうこと。2)。問1と問2に正しく答えることができ、また、ススメ君の指示どおり図形を作成すること。

予想される生徒の反応:
問1や問2に回答し、その結果を他の生徒と共有する過程で、「7つの用語」をたくさん使い、その結果、7つの用語の意味について理解する。また、ススム君の指示どおりに図形を作成することにより、2重の星形が現れることから意欲的に課題に取り組む。おおむね、授業終了5分前には全員が課題をやりとげることができる。

板書の補足:
座標を調べるときに、数え方をまちがえると、答えが1ズレるので注意!

教科書:未来へひろがる数学(啓林館)
学年:中学校1年生

(以下、毎回記載します・・・)

 文部科学省が積極的に推進しようとしてる「アクティブ・ラーニング」では、生徒が自分自身で意欲をもって学習に自主的に取り組み、お互いの意見交換を通じて、生徒が自分自身で学習内容を習得したり、解決方法を見出したりすることを重視しています。また、単に知識・理解だけでなく、「ものごとを最後までやりとげようとする。また、実際に最後までやりとげる」、「自分だけではなく、クラスの友人のことも考えながら、ともに学習をすすめようとする」、「他者を助けることを尊び、実際に協力しながら他者を助けていく」などを重視しています。

 さらに、生徒が自分自身で自分の到達度を確認・評価し、自分自身の向上のために役立てていくことが求められます。このため、生徒に示す評価の尺度は、生徒自身が理解できるような言葉でなければなりません。

 冒頭の学習内容において、もしもアクティブラーニングを実施するとしたら、どのような評価の尺度を与えるのがよいか、また、その際に予想される生徒の反応はどのようなものかについて、記載しています。「実際の授業」とは、授業の進め方などは異なる場合があります。また、「常にこのような形で授業をしている」わけではありませんので、御了承下さい。