ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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正の数・負の数 第3回「数直線」

教科書のページ:p14

生徒に伝える評価の尺度:
教科書の問5、問6、練習問題の[1][2]を正しく解答し、丸付けもしよう。
「ゼロよりも大きい数」「ゼロよりも小さい数」について、符号をつけて表そう。
小数を数直線上に記入し、なぜその場所に記入するのかを2人に説明し、納得してもらえたらサインをもらおう。

予想される生徒の反応:
「逆の性質」という言葉に反応し、ゼロを中心として左右対称に考えていく。
小数や分数などは、整数と整数の間にあるので、迷いやすいが、お互いに「左右対称だから正の部分で考えると」という言葉が、多数、聞かれる。

板書の補足:(以下の文章を、そのまま文章で板書する)
小学校でも数直線を学習しました。
小学校の数直線は一番左がゼロになっています。
小学校の数直線では、負の数(マイナスの数)を表すことができません。
正の数と負の数は、逆の性質を持っているので、左側にのばすと負の数を表すことができます。

教科書:未来へひろがる数学(啓林館)
学年:中学校1年生

(以下、毎回記載します・・・)

 文部科学省が積極的に推進しようとしてる「アクティブ・ラーニング」では、生徒が自分自身で意欲をもって学習に自主的に取り組み、お互いの意見交換を通じて、生徒が自分自身で学習内容を習得したり、解決方法を見出したりすることを重視しています。また、単に知識・理解だけでなく、「ものごとを最後までやりとげようとする。また、実際に最後までやりとげる」、「自分だけではなく、クラスの友人のことも考えながら、ともに学習をすすめようとする」、「他者を助けることを尊び、実際に協力しながら他者を助けていく」などを重視しています。

 さらに、生徒が自分自身で自分の到達度を確認・評価し、自分自身の向上のために役立てていくことが求められます。このため、生徒に示す評価の尺度は、生徒自身が理解できるような言葉でなければなりません。

 冒頭の学習内容において、もしもアクティブラーニングを実施するとしたら、どのような評価の尺度を与えるのがよいか、また、その際に予想される生徒の反応はどのようなものかについて、記載しています。「実際の授業」とは、授業の進め方などは異なる場合があります。また、「常にこのような形で授業をしている」わけではありませんので、御了承下さい。