ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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雨のなかでの体力テスト

 連休前の最後の平日は、体力テストでした。あいにくの雨でしたので、50m走や、ハンドボール投げはできませんでしたが、他の種目については全校生徒がそれぞれクラスごとに別れて計測しました。

 私は、「反復横跳び」を担当しました。2年生、3年生は、過去に経験がありますので、それほど説明しなくても、どんどんできます。1年生は、もしかするとよく分からない生徒もいるかも知れないので、それなりに丁寧に説明します。とくに「数え方」を間違えると、せっかくの記録が台無しになってしまいますので、きちんと伝える必要があります。そして、説明のあとで「20秒間の試技を、それぞれ2回」行います。

 これらの作業を通じて感じたことは、「本校の生徒たちは、本当に、なにごとにも一生懸命で、素直で、いい生徒だ」ということです。整列したり、所定の位置に座ってまったり、説明を聞いたり、実際にがんばったりということについて、ひとりひとりの生徒がきちんと話も聞いてくれるし、表情は明るくて生き生きしているし、種目に対して一生懸命に取り組むし、「こんなに素晴らしい生徒は、なかなか居ないんじゃないかなあ」という印象でした。

 それは、2年生、3年生の場合には、「指示もちゃんと聞くけれども、自分たちでも、どんどん自主的に作業に参加する」ということですし、1年生の場合には、「とりあえず、きちんと指示を聞き、こうしてごらんということについては、きちんとひとつひとつやるし、そのうえでお互いにちゃんと協力できる」ということです。

 私は、現在、1年生と2年生の6クラスを授業で担当していますが、その6クラスで感じている印象と、本日、体力テストですべてのクラスを見ていて感じた印象は、ほとんど同じでした。どのクラスも、どの生徒も、本当にすばらしい。

 授業においては、自分の担当している6クラスを中心に、生徒たちとともに勉強していきますが、それ以外のどのクラスに行っても、おそらく、とても生き生きとした授業を行うことが可能だろうと思います。

 これからの授業や、さまざまな行事が、ますます楽しみになった「体力テスト」でした。

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