ひとりも見捨てないことを、あきらめない

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担当するクラスで、「学習意欲に関する調査」をやってみませんか(2)

先日のブログの続編です。

文部科学省の調査内容は、一番下の画像のとおりなのですが、この文章のままだと「文章の意味が分からない」という生徒が居るように思います。そこで、質問内容を以下のとおり変更してみました。

ただし、当然のことながら、本来は質問内容を変更することはルール違反です。もしも、文部科学省の調査に即して調査するのであれば、質問内容は変更してはいけないと思います。

しかしながら「自分の学校では、あるいは自分の担当するクラスでは、このような質問の仕方で一貫して調査を行う」ということであれば、それはそれで意味があると思います。

私自身は、以下のような文章で調査してみようと考えています。参考になれば幸いです。


---調査項目(例)---

 

  1. 数学の勉強は好きですか
  2. 数学の勉強は大切だと思いますか
  3. 数学の「授業の内容」は、よく分かりますか。注意「先生の教え方」ではなく授業の内容」です。
  4. 数学ができるようになりたいと思いますか。
  5. 数学の問題の解き方が分からないときは、あきらめずにいろいろな方法を考えますか。
  6. 数学の授業で学習したことを「普段の生活の中で活用できないかな?」と考えますか。
  7. 数学の授業で学習したことは、将来、おとなになって社会に出たときに役に立つと思いますか。
  8. 数学の授業で問題を解くとき、「もっと簡単に解く方法はないかな?」と考えますか。
  9. 数学の授業で公式やきまりを学習するとき、その根拠や理由を理解しようとしていますか。
  10. 数学の授業で、問題の解き方や考え方が分かるように、ノートを書いていますか。

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