格安データ通信、その3
機種名「HUAWEI E5577S」
機器に電源を入れると、次のような表示になります。
実は、本機には、まだ SIM カードを入れてありません。
したがって、外出先に持っていっても、そのままでは利用できません。
ところが、本機には「無線LAN中継機能」というのがついていて、ある程度のことができます。
自宅の無線LAN ・・・ 本機 ・・・ 自分で使いたいマシン
公共の無線LAN ・・・ 本機 ・・・ 自分で使いたいマシン
有料の無線LAN ・・・ 本機 ・・・ 自分で使いたいマシン
という具合に、あらかじめ設定しておくと、まわりの無線LANと自動的につながります。「自分で使いたいマシン」というのは、ノートパソコンやタブレット、スマホなどですが、自分で使いたいマシンと本機との接続を設定しておけば、その先は、本機が中継してくれて、使えるようになります。
他のルーターでも同様なのかも知れませんが、本機は、SIM カードが無くても「つかえます」。具体的には、自宅等に設置してある無線LAN に本機を接続して、そこからさらにスマホ等に接続することができます。
なぜ、こんな面倒なことをするのかというと、スマホ等は本機に常に接続しておきます。本機はまわりの状況を判断して、自宅の無線LANに接続したり(当然無料)、公共の無線LANに接続したり(これも無料)、事業社に接続したり(有料)に接続したりします。接続先を変更する手間を、本機にまかせてしまおうという考えです。
このようにして、本機を自宅の無線LAN(Buffaroの製品)と接続することに成功しました。